スタッフブログ

大工さんの作業が終わりました

2024年3月9日


安佐南区T様邸の現場です。

大工さんの作業が終わり、

仕上げの工程に入りました。

 

前回のブログで、

階段下は通り抜けできないと書きましたが、

打合せで変更になって、

玄関側からも階段下に

入ることができるようになりました。

 

奥の部屋から玄関側を望むと、

階段下ギリギリまで

収納空間があることが分かります。

16帖のリビングダイニングです。

LD上部は2階の部屋がないので、

勾配天井になっています。

無垢の木の構造材が見えています。

古い木造で暮らしている方は、

構造材の割れ目から松やにが

垂れているのを見たことがありませんか?

木は割れます。

生えている時は木にたくさん水分があります。

切って乾燥させてから材料として使用しますが、

この時点でも10~20%の水分は残っています。

夏→冬を繰り返して、

徐々に乾燥していきますので、

住み始めるとしばらくは

「ピシッ」や「ミシッ」といった音が聞こえ、

構造材の繊維方向に割れが入ります。

 

LDKはL字になっており、

キッチンは折れた位置にあります。

奥がキッチン、隣に収納、

その隣に和室があります。

キッチンです。

対面ではなく、壁向きキッチンです。

 

キッチンの隣にあるこのカウンターは、

ガスオーブン用の台です。

収納ですが、

奥の部屋へ行く廊下も兼ねています。

 

リビングに隣接した和室です。

お手持ちの欄間をはめ込みました。

 

これから仕上げ、器具付けを行っていきます。

着々と進んでいます

2024年2月17日


安佐南区T様邸の現場です。

 

上棟後はまず屋根から作っていきます。

屋根を上から見ています。

合板を貼って固めます。

左側と奥は、木の素材が違います。

 

小屋組の垂木が見える仕上げになるので、

軒先の垂木の上に杉板を載せています。

このまま仕上げとなります。

垂木の先は通常四角ですが、

今回は斜めになっています。

 

屋根の仕上げは和瓦になります。

 

内部は玄関、窓を設置して

戸締りができるように囲っていきます。

 

壁に斜めのバッテンが入っています。

耐力壁なので、筋交いが入っています。

 

電気配線が終わったら断熱材を入れていきます。

屋根、壁の断熱材はグラスウールです。

 

断熱材を入れ終えたら、

壁体内に湿気が入らないように、

防湿フィルムを貼っています。

 

玄関に段差解消の式台を設置しています。

 

壁に溝が入っています。

階段の段板をはめるための溝です。

 

階段ができました。

途中で折り返して戻ってくるので

回り階段と言います。

階段の下は、奥の部屋の収納になります。

(今は通り抜けできますが閉じます)

上棟しました

2024年1月27日


安佐南区T様邸の現場です。

12月に棟上げをしました。

 

棟梁は片桐棟梁です。

作業前に、建物の四方を浄めます。

 

1階の柱を立てていきます。

柱は人力で起こします。

大工さんは軽々と立てていますが、

けっこう重いです。

 

柱が立ったら、

レッカーを使って柱の上に架かる

横架材を組んでいきます。

横架材は柱より

断面も長さも大きいので、

機械を使います。

 

ちなみに、

道が狭くてレッカーが入れない場合は、

人力となり、手間代がかかります。

上棟時だけでなく、

全ての工程で手間代が必要となります。

土地代が安くても、

後々の工事費用がかかりますので、

相場より安い土地の場合は、

建設会社に相談しましょう。

 

横架材を架け終えたら

柱・横架材の水平垂直を確認して、

2階の床合板を留めていきます。

ねじれを固めていきます。

2階も同じように進めていきます。

 

上棟は雨予報の場合は前日に中止します。

雨続きだと10日ずれることも・・・

晴れてよかったです。

 

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☟CASA建築計画様のHPはこちら

有限会社CASA建築計画

 

コンクリートを打つとは

2024年1月20日


安佐南区T様邸新築工事の現場です。

11月に着工して、

現在は内外部の造作中です。

 

こちらは、CASA建築計画様設計のお家の

施工を請け負っています。

 

 

家の足元、基礎を作っていきます。

基礎はべた基礎になります。

お堀のようになっている所は、

基礎の位置を出すための

コンクリートです。

 

外周の型枠を組んで

基礎の底版の鉄筋を組み、

 

コンクリートを打設します。

何で打設っていうんですかね・・・

コンクリートを流し込むだけでは

空気が入ってしまうので、

竹の棒などで突いたり

叩いたりしたことが由来のようです。

 

底版のコンクリートが固まったら、

立ち上がりの型枠、鉄筋を組んで

コンクリートを打設します。

 

出来上がった基礎がこちらです。

 

形が決まっていれば、

玄関ポーチの土間や

デッキ下の土間も基礎の時に作ります。

 

そして大工さんが入場して

基礎の上に土台を敷きます。

基礎の立ち上がりの上に乗っているものを土台、

土台から土台、束に支えられている材料は

大引きといいます。

 

床下断熱材を入れ込んでいきます。

 

この後、合板を敷いて

床を固めます。

 

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