【安佐南区】完成しました②
2024年9月3日
リビングの奥にある書斎コーナーです。
パントリーがあるので、
ダイニングからは見えません。
空間は繋がっていますが、
こもり感のある落ち着く空間です。
キッチンです。
キッチンはクリナップ、
カップボードは造作です。
キッチンの壁はタイルが張ってあります。
表面に凹凸のあるタイルです。
カップボードはナラ合板、
ナラ巾はぎの造作です。
キッチンの横にある2帖のパントリーです。
棚は可動棚になっています。
床下点検口をパントリー内に設置しています。
洗面脱衣室です。
床はオーク材、壁は珪藻土塗り、
天井はスギ材です。
洗面台の背面にもタイルが張ってあります。
洗面台はTOTOです。
横入りのトイレです。
トイレの床もオーク材、
壁は珪藻土塗りとスギ材、
天井はスギ材です。
まるっとした便器はTOTOネオレストRS3です。
手洗器の家具はシナ合板の造作家具です。
7.5帖の寝室です。
右側のドアはウォークインクローゼット、
掃き出し窓の外側にデッキがあります。
天井が緩やかなアールになっています。
床はオーク材、壁は漆喰塗り、
天井は桐材です。
WIC内に姿見が設置されています。
ダイニングの外にもデッキがあります。
裏にある蔵の修繕も完了しています。
母屋とくっついており、
室内で行き来していたので
新たに外部用の建具を設置しました。
安佐南区の家、完成です。
---------------------
☟神家昭雄建築研究室様のHPはこちら
【安佐南区】完成しました①
2024年9月2日
安佐南区の新築現場です。
神家昭雄建築研究室様の設計で、
お家の施工を請け負いました。
完成し、お引き渡しが完了しました。
平屋のお家です。
屋根は三州瓦の和瓦葺き、
外壁は漆喰塗り、焼杉板張り、
玄関廻りは米杉材が張ってあります。
玄関ポーチは洗い出し土間仕上げ、
玄関ドアの部分は御影石、
玄関内は大谷石張りになっています。
玄関です。
ホールの天井は2.1mで低いですが、
土間+ホールで6帖あるので、
圧迫感は感じません。
橋本建設のお家は通常、
910mmのモジュールですが、
このお家は950mmです。
(モジュールとは基本寸法のことです)
通常より4cm大きいので、
同じ6帖でも広い6帖になります。
下駄箱はナラ合板の造作です。
壁は漆喰塗り、
天井は桐材張りです。
ホールから和室の縁側に続いています。
縁側です。
室内からは隠れて見えませんが、
以前のお家に使われていた丸太梁を使用しています。
屋根の下に架かっています。
大きな沓脱石も、
以前のお家で使っていたものです。
8帖の和室です。
仏間と床の間があり、
床の間のFIX窓から外の緑が見えます。
以前のお家で使っていた
書院障子、欄間を再利用しました。
雪見障子になっています。
LDKの入口は格子戸になっています。
手前がダイニング、奥がリビングです。
右の箱はパントリーです。
平屋なので勾配天井になっています。
北側の屋根に天窓が設置されています。
ダイニングには大きな造作ガラス戸があります。
南側のお庭が見えます。
床はアッシュ(タモ)の複合フローリング、
天井はスリットが入っている米ツガ材です。
アッシュは木目がハッキリした材です。
造作のテレビ台があります。
その上に、時計が置かれていました。
カチコチと懐かしい音がします。
リビングです。
造作棚の左の開口部は、和室に続きます。
北側の窓からいい風が入ってきます。
和室に入る前の前室です。
造作棚には焼き物が置かれていました。
次回へ続きます。
---------------------
☟神家昭雄建築研究室様のHPはこちら
【安佐南区】足場が取れました
2024年8月9日
安佐南区の新築現場です。
足場が外れて外観がお目見えしました。
平屋のお家です。
表は漆喰塗りですが・・・
裏に回ると焼杉張りです。
元々、母屋とくっついていた蔵は、
今回の新築とは分離されました。
母屋とくっついていたため、
入り口側の壁にクロスが貼られていました。
下見板を張り、漆喰塗りを施工しました。
これから入口の扉を設置します。
3方の壁は焼杉張り、
漆喰塗りを施工しました。
新築の平屋に戻ります。
玄関ドアが設置されていました。
造作のドアです。
玄関の袖にガラスが入っています。
玄関ポーチは洗い出し仕上げの土間。
セメントが完全に固まってしまう前に、
小石の表面を拭いて現す仕上げです。
造作の窓も設置されていました。
元々あった大~きな沓脱石。
広縁の下に潜り込むくらい大きいです。
さて、中に入ります。
床養生が取れているではありませんか。
玄関土間の地窓に格子が設置されています。
複雑な格子です。
外から見るとこのようになっています。
格子が前後になっていて
奥行きを感じます。
LDKの入口の建具も格子です。
玄関に3つの格子がありますが、
全てデザインが違います。
ダイニングです。
ダイニングの造作窓も設置されていました。
リビングです。
リビングにある格子です。
格子の向こうは玄関なので、
玄関の様子が見えます。
リビングのトップライトにも
格子が設置されていました。
前回、ぽっかり空いていた空間に
エアコンが収まっていました。
トイレに便器が設置されていました。
便器はTOTOのネオレストRS3です。
まるっとしたデザインです。
トイレの中も廊下と同じオークの床です。
前回は空が見えていた
脱衣室のトップライトにも、
ポリカでフタをして空が見えなくなりました。
寝室の床もオークの床で、
天井は桐です。
寝室にあるウォークインクローゼットです。
床は寝室と同じですが、
壁・天井はラワン合板です。
色んな材料が使ってあります。
――――――――――――――――――――
■夏季休業のお知らせ■
8月10日(土)~18日(日)までを
夏季休業期間とさせていただきます。
尚、休業中にお問い合わせ頂いた内容は
19日(月)以降で順次対応させて頂きます。
【安佐南区】仕上げの作業中です
2024年7月21日
安佐南区の新築現場です。
大工さんの作業が終わりましたので、
仕上げの作業に入りました。
外壁は木が張ってあったり
焼杉が張ってあったりするのですが、
漆喰塗りもあります。
木と漆喰の部分です。
漆喰は日本の漆喰なので、
外国の漆喰のように大きな粒はなく、
表面はツルっとした仕上がりになります。
玄関です。
右奥は和室につながります。
造作の下駄箱が設置されていました。
そういえば先日、
雑誌の原稿をチェックしたところ、
「シューズボックス」と表記されていたので、
「下駄箱」に訂正してくださいと伝えた所、
平成後期生まれは下駄箱を知らないので、
シューズボックスという表記にしていますとのこと。
何ですと・・・?!
下駄箱が分からないだと・・・?!(下の記事参照)
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202111/0014877591.shtml
なんかショックでした・・・((+_+))
シューズボックスは「靴箱」に
変更してもらいました。
さて、和室です。
右側は仏間、左側は床の間です。
床の間に大きな窓があります。
リビングダイニングです。
奥がリビング、手前がダイニングです。
右のボックスはパントリーです。
ボックスの中
LD上部に天窓があるので、明るいです。
リビングに造作の棚ができていました。
上部の凸部分はエアコンが入ります。
リビングのデスクコーナーです。
引違いの窓が設置されていますが、
片引きとして使います。
外側を見てみましょう。
引違いの窓ですが、
片方は壁になっています。
キッチンです。
クリナップのキッチンです。
背面収納は造作家具です。
キッチンの壁にタイルが貼られていました。
キッチンの隣にある洗面脱衣室です。
こちらにも洗面台の立り上がり壁部分に
タイルが貼ってあります。
そして洗面脱衣室にも
トップライトがあります。
照明かと思うくらい明るいです。
透明ガラスなので、
飛んでいる鳥が見えました。
寝室です。
こちらにも造作家具が設置されていました。
LDK、寝室は漆喰塗りになる予定です。
足場が外れたので、
次回は外観がお目見えします(^^)/
【安佐南区】色々な材
2024年6月23日
安佐南区の新築現場です。
玄関ポーチです。
軒天に杉材が張られ、
壁には米杉材が縦張りされています。
米杉と聞くと、??となりますが、
よく聞くのはレッドシダーでしょうか。
米杉なのにヒノキ科だそうです。
赤みが強い木になります。
玄関ポーチの土間は
洗い出し仕上げになる予定です。
玄関です。
ホールの天井は2.1mと低いですが、
広いので圧迫感はありません。
玄関の土間に養生がされていました。
大谷石が施工されています。
大谷石(おおやいし)とは、
栃木県宇都宮市大谷町で採れる石のことです。
火山灰が固まった凝灰岩(ぎょうかいがん)で、
薄い緑色の鉱物を含むため、
緑色凝灰岩と言います。
柔らかくて軽いので加工がしやすく、
耐火性もあります。
ただ、柔らかくて吸水性が良いため、
水を使用する場所や外部では劣化が早いです。
和室です。
竿縁天井になっています。
葦の天井材です。
薄いボードに、半分にした葦が貼られています。
LDです。
天井に米栂(つが)材が張られています。
くせのない木目のため、シンプルな印象です。
リビング上部の天窓です。
リビングの一角にあるカウンターと本棚です。
LDKの真ん中にあるパントリーで、
(本棚の向こうにある)
こもり感のあるカウンターになっています。
寝室です。
前回はアール天井の下地が見えていましたが、
天井に桐(きり)材が張られていました。
桐はゴマノハグサ科という草の仲間だそうです。
草なのに木と同じような性質を持つため、
「木と同じ」で「桐」だそうです。
軽くて柔らかく、調湿効果があります。
アールに沿ってきれいに張られています。
色々な木や素材が使われているので、
変化があって面白いです。
【安佐南区】焼杉を張っています
2024年5月11日
3月に上棟した安佐南区の家です。
建替えのお家なので、
既存の植栽があります。
平屋のお家なので、
足場であまり見えませんが、
屋根の瓦が少し見えます。
屋根は三州瓦の和瓦です。
三州瓦(愛知県)は日本三大瓦の1つで、
他に
石州瓦(島根県)、
淡路瓦(兵庫県)があります。
三州瓦はシェア率が高い瓦です。
垂木が現しになっています。
軒裏は杉板です。
外壁の焼杉を張っています。
杉の表面を炭化させることで
耐久性が高くなり、
塩害にも強いことから、
瀬戸内の島などでも使用されています。
昔の方の知恵ですね。
ただ、炭化しているため触ると黒くなりますし、
作業している大工さんの鼻の中も黒くなりますし、
土間が黒くなるといったことも起こります。
玄関側は違う材料を施工するので、
足場が外れるのが楽しみです。
和室の南側にある縁側です。
縁側の窓は造作のため、
まだ設置されていません。
以前のお家の丸太梁がここにいます。
LDKです。
リビングからダイニングを望みます。
壁、天井に断熱材がぎっしり入っています。
真ん中にあるボックスのような空間は
パントリーです。
キッチンからダイニングを望みます。
ダイニングの窓も造作のため、
まだ設置されていません。
寝室です。
こちらも断熱材がぎっしり入っており、
サッシは設置済みです。
天井はアール形状になります。
サッシ、断熱材が施工済みなので、
この部屋に入ると
外の音が聞こえにくくなりました。
ユニットバスが設置されていました。
ユニットバスはTOTOです。
納屋も建築しました。
納屋の外壁もおそろいの焼杉です。
緩やかな勾配天井になっています。
窓に貼ってあるポスターは、
棟梁の趣味ではありません。
労働災害を防止するため、
ポスターを掲示して現場の意識を高めます。
何故か若い女性のポスターが多いので、
犬とか猫とかの写真でもいいのに
と、思うのは私だけでしょうか・・・
---------------------
☟神家昭雄建築研究室様のHPはこちら
【安佐南区】上棟しました
2024年3月11日
安佐南区の家が
上棟しました。
作業の前に、棟梁が建物四隅を浄めます。
外周部から柱を立てていきます。
柱は大工さんが持ち上げて、
穴にはめていきます。
柱が全て立ったら
柱の上に乗る横架材を架けていきます。
横架材は断面が大きく、
長さもあるので重たいです。
レッカーを使用します。
コンコン叩いて組んでいきます。
こちらは人力で持ち上げています。
以前のお家で使用していた丸太梁です。
新しいお家に合うように加工し、
再利用です。
重そうです。
柱がはまりました。
元々、垂木がはまっていた溝は
そのまま残っています。
美しい・・・
垂木(細い材料)がかかるともう家ですね。
安佐南区の家は平屋です。
上棟式も同日に行いました。
棟梁は古岡棟梁です。
神家昭雄建築研究室の神家先生も
上棟に来られました。
母屋の上棟の前に、
納屋の上棟も行っています。
---------------------
☟神家昭雄建築研究室様のHPはこちら
今週、来週で棟上げです
2024年2月29日
安佐南区の家の基礎が完成しました。
大きな靴脱ぎ石は、
敷地内にあったものを移動しています。
敷地内にもうひとつ基礎があります。
こちらは納屋になります。
納屋の棟上げを今週、
新築の棟上げを来週行います。
納屋の前の石畳は既存のものです。
さて、解体時に取り外した丸太梁ですが、
新築のお家に再利用する予定です。
現在、新築の棟上げ時に組めるように、
刻み(加工)中です。
長~いです。
着工しました
2024年2月5日
安佐南区の家新築工事が着工しました。
こちらは、神家昭雄建築研究室様の設計で、
お家の施工を請け負っています。
建て替えになります。
解体時、既存のお家から、
新築のお家に再利用する丸太梁を取り外しました。
既存の家の何かを再利用したいというご要望は
よくあります。
祖父母・両親が建てた家だから、
自分が生まれ育った家だから、
良い素材だから、など、
様々な思いで再利用されます。
例えば今回のような丸太梁以外にも、
大黒柱や床柱・床板、玄関の式台、
書院障子、欄間、建具、家具、照明など、
何をどこに使用できるか、
設計の段階で決めていきます。
建具や照明は簡単に外せますが、
梁や柱などの構造は通常の解体のように
重機でグシャ―と壊せないので、
手作業で外していきます。
費用がかかっても思い出を残したい、
替えの効かない大切な材料です。
保管しておきます。
解体が終わり、現在は基礎中です。
3月に棟上げ予定です。
---------------------
☟神家昭雄建築研究室様のHPはこちら