【東区】完成しました②
2025年8月27日
前回の続きです。
リビングの隣には和室を設けています。
「リビングの隣に和室を併設」は
当社にご相談に来られるお客様の中でも
比較的多いご要望です。
戸襖を開けたままにすると
リビングの延長として使えたり、
取り込んだ洗濯物をたたんだり、
畳にゴロンとなってテレビを見たり。
いざ閉めると
客間として使えたり、
寝室として使えたりと
結構使い勝手がいいですよね。
そんな和室のテイストをどう仕上げるか?
思いっきり和モダンに振り切る、
はたまた小上がりにしてしまうなど
様々なパターンがあります。
今回は
真壁造りに聚楽の塗り壁で
かっちりとした和室に仕上げました。
将来的にご実家にある
お仏壇を置けるよう
仏間を設けました。
わかりにくいですが
向かって左側が仏間です。
右側の押入れよりも大きい!
お仏壇は大きさがまちまちなので
仏間を設ける場合は、
事前にお仏壇の寸法を測って
それに合わせて造る必要があります。
リビングと和室の間の戸襖の上に
欄間を設けています。
欄間は、和室の採光や通風のために
設けられたものですが、
昔から装飾の目的としても
いろんなデザインの
欄間が採用されています。
今回は、島根にある
吉原木工所さんに組子細工の
欄間を作成して頂きました。
組子って、
日本に昔からある伝統工芸ですけど
全然古さを感じさせないですよね。
美しいなぁ。。。
さて、1階にはもうひと部屋
洋室を設けました。
「将来的に1階だけで生活できる間取り」
これもよく頂くご要望です。
移りゆく家族構成に応じて
子供部屋になったり
主寝室になったり。
お部屋の中に設けたクローゼットは
扉を付けずあえてオープンにしています。
次回に続きます。
【東区】完成しました①
2025年8月22日
先日、完成見学会をさせて頂いた
東区のS様邸。
お引渡しも無事に終わりました。
思い返せば、初めてご相談に来られたのが
2年前の春でした。
それから色々と検討を重ね、
素敵なお家に仕上がりました!
ベージュ色のそとん壁に
焼杉の腰板で引き締めた外観。
雨樋はメンテナンスも考慮し
ガルバリウム鋼板製のものを
採用しました。
アプローチと玄関ポーチは洗い出し仕上げ。
玄関ドアの側には
ポスト一体型の宅配ボックスを
設置しました。
お庭に面した掃き出し窓には
片側に引き込める格子戸を造作。
防犯を考慮した造りですが
意匠的にもなかなか映えています。
一見すると勝手口?なドアがあります。
開けてみると…
小さな外部用物置でした。
さて、中に移動します。
玄関を開けてすぐ目に入ってくるのは
かわいらしいニッチです。
その奥にはシューズクロークが。
可動式の棚をL型に配置。
なかなかの収納量です。
来客時にはロールスクリーンで
目隠しもできます。
玄関框には
徳島の銘木屋さんから取り寄せた
なぐり加工の材料を用いています。
なかなか迫力ある表情ですが
意外と床材とも馴染んでいます。
さあ、玄関を上がって
ヒノキの床の廊下を抜けると
リビングが見えてきます。
しっかりと木質感のあるLDK。
上に2階部分が載っていないので
勾配天井にしています。
天井高があるだけでも
とても空間が広く感じられます。
天井にも杉板を張っており
木に包まれたやさしい空間です。
先程外から見た格子戸です。
少し広めにすき間をとっているので
閉塞感もなく、落ち着いた空間演出に
一役買っています。
テレビ台も壁面に造作しました。
テレビ台、といってもテレビは壁掛けです。
テレビ回りに増えてしまいがちな
周辺機器を収納できます。
そんなリビングスペースを眺められるよう
キッチンは対面型に配置。
縦スリット型の窓から
やわらかい光が差し込みます。
次回へ続きます。
【東区】足場が外れました
2025年5月31日
東区のS様邸です。
足場が外れて、外観が良く見えるようになりました。
見る角度によって
雰囲気が少しずつ変わりますね。
左官屋さんが
玄関ポーチを作成中でした。
足場の解体は
外壁工事完了のサインです。
腰板には
素焼きタイプの焼杉を回しています。
腰板の上は
そとん壁で仕上げました。
色はW-129
暖かみのあるベージュっぽい色です。
深々と軒がかかっています。
ここは駐輪スペースになる予定です。
南側の掃き出し窓には
木製の格子建具を取り付け予定です。
今は枠だけ。
さて、室内です。
内部はすでに
大工工事がほぼ終わっています。
対面式のキッチンが
据え付けられていました。
リビングは勾配天井になっていて
杉板が張られています。
リビングの隣は和室です。
内装が仕上がるまでは
ちょっとわかりにくいですね。
2階も小屋裏空間を利用した勾配天井です。
梁も現しになっています。
2階の窓から覗くと
太陽光パネルが見えます。
パネルのない側の屋根を見ると
立派な棟瓦がよくわかります。
そして、棟瓦の先には
鯱(しゃちほこ)が…!
最近のお家ではあまり見かけませんが
本来鯱は家の守り神として
屋根の上に載せられているもの。
火事の時には水を噴き出して
火を消すんだそうですよ!
このお家も引渡し後に
しっかりと守って欲しいものです。
さあ、これからは内装の仕上げが始まります。
続きはまた。
【東区】中間立会がありました
2025年4月10日
東区の現場が上棟してから
はやひと月が経とうとしています。
先日、お施主様を交えて
中間立会を行いました。
現場が大きな道路に面しているので
当社の看板シートが目立つように
三方向に掲げています。
しっかり宣伝してます(笑)
中に入ります。
上棟時から2週間くらいで
だいぶお家らしくなります。
窓サッシも入って、お部屋のイメージも
しやすくなりました。
イメージがしやすいこのタイミングで
お施主様と現場を見ながら確認作業をするのが
中間立会です。
住宅設備などは、床に絵を描いて
位置や寸法を確認します。
設備の仕様や、立体的な部分の確認は
プランボードや図面で補足します。
この中間立会でスイッチの位置や
コンセントの数などの最終確認も行うので、
結構大事な打合せです。
お施主様が事前に予習してくださっていたので
この日はかなりスムーズに進みました。
さて、中間立会から1週間が経過し、、、
更に工事は進んでいます。
外部は塗り壁で仕上げるための
下地づくりが進んでいます。
塗り壁の部分には板が張られています。
下部の板がない部分は
焼杉で腰板をまわす予定です。
中に入ると
これから壁内に入れていく断熱材が
たくさん。
久保田大工が
階段の造作に取り掛かり始めました。
続きはまた進捗状況をアップしますね。
【東区】上棟しました
2025年3月15日
先日、東区で施工中のS様邸で
棟上げがありました。
上棟日が近くなると
担当者は週間天気予報をチェックするのが
毎日の日課になります。
天気はコントロールできないので
予報に頼るしかないのですが、
最近の天気予報のまぁ当たらないこと…笑
この日も天気予報は直前まで二転三転。。
朝一番は山の向こうも霧がかかり
ちょっと不安定な空模様です。
予報どおりに天気が回復するのを願いつつ
着工前のミーティングです。
お施主様にもご参加頂き
そのまま1本目の柱も立てて頂きました。
1本目が立つと
いつものように大工さん達が
ソッコーでその他の柱を立てます。
マジで速いです。
一斉に梁をかけていく様子。
大工さんは何人でしょうか?
というクイズができそうなくらい
ひしめいています(笑)
2階の床が張られて
2階が組み上げられる頃
ようやく晴れ間も覗き始めました。
そして無事上棟!
このお家は1階に比べて2階が小さく、
建てていく途中段階では
「2階、小さいなあ~」と思いましたが、
屋根の下地が組まれると
これぞ日本の家!という格好に
なりました。
やっぱり軒の深い家はいいなぁ
少し離れて見ると
もう日本家屋、って感じです。
屋根に断熱材を入れて
合板を張って
雨仕舞をして
本日の作業は終了です。
今回は全ての作業が終わってから
上棟式を行いました。
S様、上棟おめでとうございます!
【東区】基礎工事が終わります
2025年2月25日
東区S様邸の新築現場です。
予定どおりに着工し、
もうすぐ基礎工事が終わります。
基礎配筋時の写真です。
配筋時には、きちんと設計図通りに
鉄筋が組まれているか、
間隔、太さ、金物の位置は合っているかを
設計担当、工事担当立会いのもと
第三者機関も入れて検査します。
検査記録は、お引渡しの時に
お施主様にもお渡しします。
検査が終わると
コンクリートの打設です。
冬場はコンクリートが乾くまで
比較的時間が掛かりますが、
順調に進みました。
しっかりとコンクリートが固まったら
型枠を解体します。
業界用語では
「枠をバラす」とか言います。
建築の世界は
本当に業界用語が多いです…。
来月初旬には上棟予定です!
【東区】新築工事が始まります
2025年1月24日
来月から広島市東区で
新築工事が始まります。
新築工事の着工前には
地鎮祭を行う場合が多いのですが、
1月は年始の初詣などで神社さんも忙しいので
少し早めて昨年末に地鎮祭をしました。
祭壇には、海の物や山の物などの
お供え物が飾られています。
神社さんによって少しずつ違いがあって
毎回興味深く観察してしまいます。
今回は立派な大根がなかなかの存在感です。
地鎮祭は外で行うので
今の時期はなかなか寒いです。
が、この日は天候も良く
滞りなく式を終えられました。
さて、今回の計画は
土地を探すところから始まりました。
当社はハシケン不動産という
不動産部門もあるので、
土地探しからご相談頂くことも多いです。
今回ご計画のS様とも
色々と条件に合う土地を探す中で
昨年の夏、この土地にめぐり合いました。
実は土地購入時は
なかなかの草ぼうぼうでした。
そこを今回の地鎮祭に合わせて
草刈りをしました。
ずいぶん印象が変わりますね。
そして現在。
ここは古くは田んぼだったようなので、
敷地の土の入れ替えを行っています。
これが終われば
いよいよ着工です。