現場見学に行ってきました
2025年2月21日
先日、同じ工務店協会に所属する工務店さんの
現場見学をさせて頂きました。
ひとくちに木造住宅といっても
建てる会社によって使う材料や工法は
少しずつ違いがあります。
この日は、当社では採用していない断熱材、
セルロースファイバーの施工を見せて頂きました。
セルロースファイバーの施工は
グラスウールなどのように断熱材を
1枚ずつ充填していく方法ではなく、
現場で壁体内や屋根へブロワを使って
直接吹き込んでいく工法です。
これにより、隅々まで隙間なく
断熱材を充填することができます。
まずはあらかじめ、通気性のある
ポリエステル不織布をピシッと張ります。
タッカー(現場で使うホッチキスみたいなの)
を使って止めていくのですが、
これが速い、速い!
ちょっとした作業にも職人技が光ります。
そしてこのシートと外壁側の耐力面材の間に
ブロワの空気と一緒にセルロースファイバーを
吹き込んでいきます。
そもそもセルロースファイバーとは
新聞紙を原料につくられたリサイクル製品です。
新聞紙はもともと木材をもとにしたパルプから
できているため、木と同じ性質を持っているそうです。
断熱性能はもちろん、吸音性も備えた
環境にやさしい断熱材です。
充填が完了した壁です。
パンパンです。
いつも自社ではやらない工法なので
みんな興味津々に説明を聞いていました。
「これも良いね」
「ウチでやるならあそこをああして…」
何だか良い刺激になったようです。
お忙しい中現場を見せて頂き
ありがとうございました!
次は当社の現場でもお待ちしてますね。
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