マンションのリノベーション工事⑦
2024年10月26日
マンションのリノベーション工事です。
天井下地も終わったので、
次は床材を張っていきます。
今回は床材に杉の無垢板を使用します。
当社の戸建ではよく使う材料ですが
マンションではあまり見かけませんね。
やはり直床工法のマンションが多いことも
要因のひとつかと思います。
今回は二重床工法を採用したことで
いわゆる音の問題を解決できているので
せっかくなら無垢の木の良さを
存分に感じて欲しい…。
という思いで、厚めの杉板にしています。
杉板の厚さは30㎜。
戸建でよく使う無垢材は
だいたい15㎜なので
倍の厚さの板を張っていきます。
床に張ってしまうと厚さはわからなく
なるのですが、やはり分厚い分だけ
より温かみや柔らかさを感じられます。
さて、床張りと並行して
間仕切り壁の下地も造っていきます。
床張りした杉板は仕上げ材なので
傷や汚れがつかないよう
養生をしながら進めていきます。
まだお部屋の感じ…には遠いですが
解体してがらんどうだった空間が
徐々に立体的になってきました。
間仕切りで空間が区切られたので
電気や空調の配管工事も少しずつ
進んでいます。
既存の大きな梁があったりするので
限られたスペースに配管するのも
ひと苦労です。
ごねごね曲がってますね…。
間仕切りが出来上がると
下地組も完了です。
ここにボードを張っていくと
いよいよお部屋らしくなっていきます。
★次回へ続く★