ツボとは?
2024年2月9日
その業界の特殊な言葉ってありますよね。
建築業界も、色んな言葉があります。
木造とRC造でも違います。
まず、いきなり出た「RC造」。
「鉄筋コンクリート造」のことです。
引張りに強い鉄筋と、
圧縮に強いコンクリートを合わせた
構造のことです。
マンションが多いです。
木造でも、鉄筋とコンクリートを
基礎に使用しています。
木造住宅に関わるまで馴染みがなかったのが、
「坪」です。
「坪単価」「坪数」「建て坪」など、
木造住宅・土地の広さは
「坪」が単位になります。
皆様に馴染みがあるのは
「畳数」ではないでしょうか?
なのに、家の打合せが始まると、
「35坪の家です」
「50坪の土地です」等と言われ、
『ツボって何だろう・・・』と
疑問を抱いたことがあるかもしれません。
坪とは、畳2枚分の広さのことです。
面積にすると3.3㎡くらいです。
なので、「35坪の家」は、
「115㎡くらいの家」です。
ちなみに、マンションは坪ではなく㎡が使われます。
お客様からよく、
「この家の建て坪はどのくらいですか?」
と、聞かれます。
「建て坪」という言葉は
明確な定義はありませんが、
「建て坪」=「建築面積」だと思います。
「建築面積」とは、
建物を上から見たときの面積のことです。
カーポートや物置も含まれます。
土地情報に書いてある「建ぺい率」は、
土地に対して、
どのくらいの大きさの建物が
建てられるかという割合です。
建ぺい率50%だと、
土地に対して半分までの建築面積しか
建てることはできません。
似たような言葉で、
「延床(のべゆか)面積」があります。
これは、住宅全体の床面積のことです。
(細かくは色々ありますが・・・)
「35坪の家です」というのは、
「延床面積が35坪」ということです。
「この家の建て坪はどのくらいですか?」
と、聞かれたときは
(延床面積が知りたいのかも?と思い、)
「建て坪は20坪ですが、
家全体の床面積は35坪です」と答えています。
これから土地を購入されたり、
狭小地の場合は
建ぺい率を気にされている方もおられるので、
建て坪の方が重要な場合もあります。
文字ばかりだと分かりにくいですかね・・・
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