橋本社長ブログ「子々孫々」

住宅メーカーの営業って・・・(怒)

2008年2月16日


最近あったことをお話しますね。
あるお客様とお打合せさせてもらっています。
そのお客様は他のメーカーさんも検討されています。
その会社は何度か打合せした時は2~3百万高かったのに今月、来月はキャンペーンだからと約300万の値引き、しかもテレビまで付けると言っています。
営業マンも資料(設備などの提案ボード)をたくさん作ってきて熱心だということ。
たしかに資金計画表の総合計は私の出した資金計画の金額とほぼ同じ金額になっています。
資料を預かって帰り、よく見てみると、、、、、
あんまりだぁ!見た目は同じ。でも支払計画やローンでの差がおおきい。
当然ながら当初の金額を安く見せるために?住宅ローンの保証料は金利に含んでいます。返済期間は35年なのに固定期間は30年。火災保険の期間も30年。
5年分は繰り上げ返済すれば良いとしても、、
フラット35の場合、保証料は必要有りませんが手数料がちょっと高い。
手数料が安い場合は金利が高い。
当然保証料を金利に乗せるという事はローン期間中はずっと払い続けなくてはなりません。
わずか0.2%だとしても借入金額、返済期間で何十万になります。
長期固定なら金利も安い方がいいに決まっています。(当社で取り扱っているフラット35は広島銀行さんよりも金利も手数料も安いです。)

条件は異なりますが金利含めて比べて計算すると総支払いの合計が35年で当社より約170万も多い!
資金計画表の合計金額は同じでもです!
最終的にローンを払い続けるのはお客様です。
実際の住宅の金額は完成したら業者は入金してもらいます。
でも住宅ローンを組むお客様は住宅の金額ではなくローンの金額を払います。
言わば住宅ローンを買う!といってもいいかもしれません。
例えば2000万の家を全額ローンで(実際は厳しい)購入したとします。
2000万の借入を35年で3%の金利だと総支払額は約3233万です。
契約書は2000万の家でも2000万の家でなく3233万の家を買ったという風に考えられます。
買うなら見た目の金額だけでなく全体の金額まで検討が必要です。
お客様のことをしっかり考えてくれる担当者を探しましょう!

代表取締役社長  橋本英俊

代表取締役社長 橋本英俊

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