広島県三原市木造応急仮設住宅の完成!
2018年8月31日
8月28,29日
現場は最終工程の外構工事です。
駐車場と通路にアスファルト舗装が施されます。
1戸に1つ外部物置も設置完了です!
8月30日は残りの舗装工事と社内検査を行いました。
そして8月31日の広島県による完了検査、引き渡しを迎えました!
時間前から報道の関係者がちらほら、、、
開始予定時間近くになると報道関係者が広島県の担当の課長さんに取材。
その後広島県工務店協会の会長である加度会長への取材。
会長、ちょっと緊張気味でした。^^;
検査時間になると談話室で流れを説明し、検査スタート
県の職員さん約10名と工務店担当者、各業者さんが2チームに分かれ1戸づつ検査をされました。
念入りに検査をされたので3時間近くかかったと思います。
その後検査の結果と是正内容を両者で確認しました。
若干の手直し工事はありましたが大きな問題はありませんでした。
今回の応急仮設住宅では本当にいい経験をさせてもらいました。
被災者の為に!!で立ち上がり協力してくれた幹事工務店の加度商さん、大喜さん、マスダランドビルさんには感謝しかありません。
そしてその社長の命で現場担当をしてくれた各工務店の工事担当の方々!かっこよすぎます!
吉岡さん、小谷さん、橘高さん、山脇さん、若林さん、加度会長、レッカーのブッチーさんもありがとう!
当社からは河野元専務(育ジイから現場に引っ張り戻してスミマセン)にも河井会長にも活躍してもらいました。
工事をするにあたっては工事部の藤林、設計部の中野の2名はこの1か月間本当に頑張ってくれました! 誇りに思います!!(休みも取らず尽力してくれました)彼らを内から支えてくれたご家族にも感謝です!
そして当たり前のように彼らをサポートして会社の業務を支えてくれた当社スタッフにも本当に感謝です。
8月の猛暑の中1か月という短期間で完成できたのも広島県労の大工さんたち、各工務店の協力業者さんなくしてはあり得ませんでした!ありがとうございます!
広島県の営繕課の担当者さんも実績のない木造応急仮設を任せていただけたことにも感謝!です。
支援してくれた全木協の担当者、JBNの先輩、関係者にも感謝です。
被災された方々の為に!地元工務店ができることの一つができて良かったと思います。
被災された方々が一日も早く通常の生活に戻るための支援の一つになればこのプロジェクトに携わった志ある仲間も報われます!
工務店アベンジャーズのようなチーム木造応急仮設「「やるんじゃけぇ広島」はこれでひと段落ですがまたチームを組んで大きな木造建築ができるといいな。
あと数日でお引き渡しです!
2018年8月29日
毎日暑い日が続いておりますが現場もノンストップで進行中です。
内部の方もいよいよ大詰めです。
大工さんの工程ものこすところあと僅かになりました。
8月26日に大工工事は終了し、クロス職人さんにバトンタッチです。
大工さん造作のごみステーションも木造! カッコいい!
裏のフェンスも木製です。 仮設住宅の使用期間は2年なのでもつでしょう!
各戸の外部には濡れ縁もつきました。
スロープも完成しました。
各戸のカーテンレールを付けるカーテン屋さんも頑張ってくくれています。
8月27日には三原市の市議会議員の方々も視察に来られました、
エアコンの取付も終わるとこも出てきました。
掃除を終えあとは畳を入れるだけの部屋も出てきました。
最後の工程はアスファルト舗装です!
完成に向けて
2018年8月21日
工事も完成に向けて進んでおります。
暑さのせいか大工さんのスピードが思ったほど伸びなかったりといろいろな問題はありますが止まってははいられません。
この猛暑の中頑張ってくれているわけですから感謝しかありません!
さて、現場ですが世間でのお盆休みも終わり通常モードバリバリです。
タイベックシート、通気胴縁が取り付け終わったのでいよいよ外壁です。
我々「全木協」の応急仮設住宅の外壁は木(杉)板貼りです。
住宅団地にあっても違和感はありません。 しかも住み心地も重視した計画です!
天井の断熱材も通常の住宅と同じ以上のグラスウール二重貼りです。
北側のA~D棟の足場も外されました
屋根にTVアンテナも取付完了です。
完成まであと2週間!
怪我なく頑張って完成させましょう!
8月10日~15日 世間はお盆休み
2018年8月18日
世間はお盆休みでも応急仮設住宅の現場は進行中です。
いまも避難所生活を送られている被災者の方々の為に職人さんたちも汗を流してくれています。
やるんじゃけぇ 広島! です。
各棟とも筋交い、金物も取付終わり、断熱材を入れていきます。
少しでも生活しやすいように断熱材も通常の住宅と変わらないほど入れていきます!
プレハブの仮設住宅は防音がほとんどないとのことで木造応急仮設は界壁と呼ばれるお隣さんと仕切る壁にグラスウールより重く防音効果のあるロックウールを入れ石膏ボードも二重張りにしています。
ユニットバスも取付が済んだ棟もあります。
14日に広島県の営繕課の方々の中間検査がありました。
問題なく検査も終わり、完成まで工事を加速していかなくては!
サッシ枠も取付が始まりました。
外部も透湿防水シートが巻かれ空気を流すための通気胴縁が取り付けられました。
大工さんたちが外壁を施工します。
広島県産材の杉板です。
日曜もお盆も交代制で大工さんが25人から30人態勢で現場は進んでいます。
総監督の当社の藤林君もこの仮設住宅の現場が終わるまでは!!と休み返上で指揮を執ってくれています!
幹事工務店の加度商さん、大喜さん、マスダランドビルさんの担当者も本当によく頑張ってくれています!
ありがとう!!本当に心強い担当者です!!
完成まで一緒に頑張りましょう!
普段はライバル?な工務店がこうして同じ目的の為に力を合わせるのを見ると「アベンジャーズ」みたいで頼もしいです!
工務店協会の中で今回のプロジェクトに協力の有無を求めたときに手を挙げてくれたこの三社には「感謝」しかありません!
8月8日~9日 上棟の続き
2018年8月17日
天気が良いのが幸いですが、、、暑い。暑すぎます。
大工さんの体力が心配です。
こまめな水分補給と1時間おきの休憩をしてもらいながら現場作業は進みます。
8棟+談話室がそれぞれ進んでいく様子は圧巻です。
足場に養生シートも巻かれました。
屋根工事は板金(ガルバ)です。
進められるところからどんどん工事は進みます。
8月6日~8月7日 上棟(大工さん入場)
2018年8月17日
8月6日
原爆の日。
市内は慰霊祭ですが現場は動いておりました。
明日から大工さんの入場です。
それまでに準備をしておかなくてはなりません。
足場の準備です。
この日は朝から足場屋さんがせっせと暑い中頑張ってくれました。
ゲート看板の設置も完了。
事務所にもいくつもの掲示がされました。
中では、、、、、、
今回の工事を担当する各工務店の工事担当者のミーティングです。
大工さんの担当わけや当日の手順を確認しております。
主幹事工務店の橋本建設からは総監督として藤林くんが打ち合わせの進行をしております。
幹事工務店として加度商さん、大喜さん、マスダランドビルさんの担当者とレッカー屋さんも参加。
打ち合わせは夜まで行われました。
8月6日の原爆の慰霊祭が終わった7日
広島県労の大工さん入場です。
この日は約30名の大工さんと雇用受け入れ契約を交わします。
その後の朝礼風景
「ご安全に!」の掛け声とともに作業開始です。
すごいスピードで木杭のレベルが揃えられていきます。
そして材料も搬入され、、、、
土台を組んで基礎となる杭に載せられます。
レベルを見て床合板を貼っていきます。
慎重に作業を進めていきますがこれもなかなかのスピードです。
その後は柱を立てていよいよ構造材を組んでいきます。
土台は檜、柱は杉です。
もちろんすべて広島県産材です!
広島で起きた災害の応急住宅を広島の職人で!広島の材料で!広島の工務店で!をモットーに頑張っています!
日曜日もお盆も関係なしで工事は進んでいきます!
木造応急仮設住宅
2018年8月9日
地縄が完了し役所の担当者の立会です。
「チーム木造」といったところでしょうか。
被災者の方々が少しでも快適に生活できるように頑張ります。
通常業務をしながらの仮設住宅建設なので担当者は深夜まで事務所で図面の変更や翌日の準備に追われております。
県庁の担当者「営繕課」の方々も休みもなく夜遅くまで頑張っておられます!
地盤がかなり固い土地で人の力では直接木杭が入らないため、重機で先行して穴を開けていきます。
「加度商」の会長さんが用意してくれた重機が活躍します。
並行して雨水配管も行います。
あらかた木杭も打ち込めました。
現場事務所に電気が通り中での仕事もはかどるようになりました。
頑張れ!チーム木造仮設住宅!がんばろう!全木協広島!
チームスローガンは
「やるんじゃけぇ広島 」に決まりました!
おそろいのヘルメットで頑張ります!
広島県三原市での応急仮設住宅が木造で決定
2018年8月8日
当社の所属する全国木造建設事業協会「全木協」が広島県と結んだ協定により三原市からの要請で本郷に木造応急仮設住宅の建設が始まりました。
橋本建設は主幹事工務店となり尾道の「加度商」さん三次の「マスダランドビル」さん安佐南区の「大喜」さんとの4社で31戸の応急仮設住宅を建設しています。
7月末に決定し8月末に完成の超短期工事ですがいまも避難所で大変な思いで生活されている方々のためにも頑張っています。
7月末に着工予定だったお客様にも工事担当が対応できなくなるのでご迷惑をおかけしてしまいますがご理解とご協力いただき何とか今回の工事が可能になりました。
現場に向かう途中の高速道路の風景で今回の豪雨での土砂災害のひどさがわかります。
高速道路を下りて氾濫した沼田川の脇を通りますがフェンスに絡まった増水時のごみをみると怖くなります。
三原市から指定された予定地は団地ですが草が生い茂りまくりだったのでまずは草刈りです。
工期がないので重機も投入。「加度商」さんが手配してくれた重機が活躍します。
草刈りが終わった後は段があるので整地が必要になります。
暑い中職人さんが頑張ってくれたおかげで整地がスタート
地縄まで完了です。
この間約3日です。