木造応急仮設住宅の実施講習を福山でしてきました
2023年11月6日
11月4日(土)木造応急仮設の実施講習を福山で行いました。
5年前の西日本豪雨災害で建設した木造応急仮設ですが広島県の東部で災害が発生し建築が必要になった際に実際に活躍してもらう工務店さん、大工さんに向けての講習会です。
全木協広島として広島県工務店協会と広島建労さんとで取り組みました。
広島県工務店協会からは「しおた工務店」「大喜」「高橋工務店」「加度商」「橋本建設」さらに東部のメンバーさんも研修に参加。
講習は大畑建設さんの敷地をお借りして「加度商」さん主導での1日講習。
朝8時半から座学(我々運営は朝7時半には福山入り)にて今回の講習の目的、全木協としての取組、図面の説明などをお話し。
座学終了後は現場と同じく朝礼をして点呼と服装などの安全の確認を。
そして木杭の打ち込みから始まり土台敷、上棟までを午前中に行います。
近所の方にご迷惑も掛かるのでお子様にお菓子つかみ取りも開催。
お陰でクレームもありませんでした。^^
断熱材の施工、界壁(お隣との壁境)を実際に施工します。
石膏ボードを継目が重ならないように二重にしますのでお隣さんの音の響きもかなり軽減されます。
これが木造応急仮設の良さでもありますね。被災された方のプライバシーを守ります。
午後3時には完成し、記念撮影。
その後解体して更地に戻し総括をして講習完了です。
尾道市、福山市、広島県庁の担当の方も見学に来てくださいました。
起きないに越したことはありませんがもし必要になった時に東部もこれで安心です。
参加していただいた皆様、本当にお疲れさまでした。
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