橋本社長ブログ「子々孫々」

住宅機器の納期遅れ

2021年10月23日


ウッドショックはいささか落ち着いてきた感じはありますが(以前価格は上がったままで急上昇は止まった感じ)今度は住宅機器が品薄で中には納期が出ない(いつ納入するか約束できない)ものもあります。
これもすべてはコロナに原因があります。

昨年の5月頃にトイレなどが納入できない状態が続き、ついには国が住宅設備が設置されていなくても完了検査を合格させてもいいとの通達をだしました。
コロナも日本は落ち着いてきてはいますがアジアの中ではまだコロナの影響でロックダウンや、通常の経済活動ができない国がたくさんあります。そんな国に部品を作る工場が多くあるもんですから日本の住宅機器も完成できず納期が出せないという流れです。

納期が出ているものでも2か月の納期はざらにあります。
新築も、リフォームも工期やお引き渡しにものすごい影響が出ています。

納期が2か月、未定という住宅設備をいくつかあげますと
IH調理器、ガス調理器、トイレ(ウォシュレット)、インターホン、ソーラー発電関係、サッシの一部、換気扇の一部、給湯器などです。おもにICチップや半導体、コイルを使う製品に影響が出ています。

特に給湯器は現在お使いの物が故障したとしても新しく購入できない、修理できないという状況です。

運悪くいまお使いの給湯器が壊れたとしても修理、取り換えが出来ない状態です。
これから寒くなっていく中、家でお湯が出ない状態になってしまいます。お風呂は2か月近くスーパー銭湯に行くしかありませんね。
すぐすぐ壊れるということはないかもしれませんがこれから寒くなって給湯器、水道管が凍結し、間違った処置をして故障なんてことは十分あり得ます。
凍結させないように乾いたタオルなどを巻いで配管部分を断熱するなどしておきましょう。
凍結してお湯が出ないとしても凍結部分が解けない限りは急いで水道業者さんを呼んでも業者さんは何もできません。

ぬるま湯をかけ続けて解凍するかドライヤーで凍結部分を解凍するくらいしか対処法はありませんので凍結してしまった場合はその日の朝は諦め故障させないように凍結部分の解凍をするようにしてください。

あたは壊れないように掃除などのメンテナンスをして祈るしかないですね。

1日も早く日常生活が戻りますように!

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代表取締役社長  橋本英俊

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