橋本社長ブログ「子々孫々」

令和3年8月11日から続いた大雨

2021年8月22日


西日本から東日本まで梅雨前線のように発達した前線の影響で日本各地に大雨が降りました。

当社は12日から夏季休暇でしたがコロナ禍でしかも大雨。特別警報が発令され夜中には携帯から避難警報アラームが何度も鳴り響きどこにも行けないお盆でした。

災害危険区域にお住いの方は避難所でお盆を過ごされた方もいらっしゃると思います。
当社の棟梁の家族も危険区域で避難が必要だったのでモデルハウスでの宿泊をしてもらいました。

地球温暖化の影響もあり異常気象が異常でなくなり数百年、数十年に一度と言われる災害クラスの気象状況が毎年のように起こってきています。

地震に対しては耐震性能でランク付けできますが、大雨、洪水、土砂災害に対してはほとんど評価の基準はありません。

今回の大雨で広島市、北広島町、庄原など災害救助法の適応がされ、先日、広島県との協議がありました。
災害救助法のエリアに指定されると応急仮設住宅、応急修理など補助金も出ます。

今回は建設型の応急仮設住宅を建てる規模の被害は出ていませんが、応急修理に関しては多くありそうです。

詳しいことは各自治体や役所に確認していただきたいのですが被災された場合の手順ですが

①現状の写真を撮る
②罹災証明の発行をしてもらう

この二つは必ずしてください。補助金をもらうためには必須の項目です。

そして応急修理の補助金は595,000円と300,000円の2種類で被災状況によって変わります。
あくまで応急修理なので破損を受けていないと適用されません。床下に入った土砂を出す工事は対象外です。
また、被災された住民が必要最低限、自宅で生活ができるように定められた補助金なのでガレージやブロックなど外構の被害も適用外ですし、家電(エアコン室外機等)に関しても範囲外となります。

また修理工事費の総額と補助金額の差額に関しては被災者の手出しとなります。

詳細はお住まいの市区町村にお問い合わせください。

いずれにしても建築される場所で想定される災害に対しての備えをある程度もった住まいを検討する必要があります。
地盤を上げておく、エアコンの室外機の高い位置に設置するなど被害が起きたときにダメージを抑える工夫をしましょう。

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代表取締役社長  橋本英俊

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