橋本社長ブログ「子々孫々」

耐震強度偽装問題

2005年12月17日


                 本日も応援よろしくお願いします!


まだまだ出てきそうです。耐震強度偽装物件。
本当にひどい話です。同じ建築に携わる人間として信じられません。
当事者も責任のなすりあいで偽証罪に問われるはずの証人喚問でもみんな言ってることが違います。この先どうなることでしょう。
一般の刑事事件と違い今回の事件は難しいとは思いますが、早い段階での解決と今後の対策を望みます。


今日は今回の事件を個人的な考えで書いてみます。
まず、今回の被害者住民の方には同情します。本当に大変だと思います。
でも今回の事件は「騙された」だけではないのでしょうか?
一般市場の価格からかなり安い物件。欲しい人から見れば夢のような物件だったかもしれません。
しかし、冷静に考えてください。例えば中古車を買おうと思ったとします。
同じ車、同じ年式で1台だけやたら安い。
  買いますか?買いませんよね?
「何で安いか?」「事故車?」「いわくつき?」など疑ってかかりますよね?
ですから今回の事件は被害者住民の方が冷静になって考えればある程度避けられたのではないかと思います。
消費者の心理で「より良いもの」を「より安く」求めたいと思います。
しかし実際は「より良いもの」は「それなりの金額」なのです!
「安いもの」には「ワケ」があるんです!
「高い」「安い」はその人の価値観だと思います。
1,000円ですぐダメになる物を買うより10,000で長く使えて愛着が持てる物を「安い」と思う人もいると思います。どこに基準を置くかで「高い」「安い」は変わります。
長く使って愛着が持て、価値観が高まるものこそ「良い物」ではないでしょうか?
もう、ファーストフードの時代は終わりスローフード時代になったといわれてしばらく経ちますが、「食」以外にはその考えはまだ浸透していません。
これからも本当に「良いもの」は何かを考え、追求していける会社でありたいと思います。
今回の被害者に公的資金を使うのは「?」です。震災や水害で家や財産を失った人はまだ仮設住居で暮らしている人もいるわけです。
「代わりの住宅が狭い」とか「補償、補償」と言っているのはちょっと贅沢だと思います。無金利での融資はいいと思いますが、、、

個人的な意見申し訳ありませんでした。ではまた。
                 今回の記事への賛成、反対がある方はこちら

代表取締役社長  橋本英俊

代表取締役社長 橋本英俊

月別投稿