珪藻土バスマット ニトリ、カインズが自主回収
2020年12月22日
近年はやりの珪藻土バスマット、皆さんの家にはありますか?
足の水分がスッと吸収されることで人気の商品ですが、12月22日(火)に大手家具販売店のニトリホールディングスが自社の販売した珪藻土バスマット、コースターに基準値以上のアスベストが含まれているということで自主回収を発表しました。
その数なんと240万個!
相当な数ですね。
主な商品は「カイテキサラサラバスマット」です。
実はニトリの発表前にはカインズの販売したバスマットも基準値を超えるアスベストが含まれているということで自主回収29万点の回収を発表していました。
ニトリ側は何故基準値以上のアスベストが含まれていたのか不明なので調査中との事ですがしっかりと調べてほしいところです。
このアスベストは石綿のことで、私が小学生のころには理科の実験でアルコールランプで熱するビーカーの下敷きにも使われたりしていました。
燃えない性質から鉄骨などの防火被覆として建築業界でも当たり前のように使われていましたし屋根材のカラーベストやコンクリート系の板状の建築資材にも強度補強のために使われていました。
しかし解体などの際にその粉塵が肺に刺さり肺がんなどの健康問題を起こすことが発覚し今では建物を解体する際にアスベストを含んだ建材がある時は資格を持った人でないと解体できないほどの悪者に指定されてしまいました。
もし珪藻土のバスマットがある方は
ニトリホールディングスお客様相談室(フリーダイヤル)0120-209-993まで相談してみてください。