広島県代表が入賞!
2021年2月27日
前回の続きです。
広島県からは建築大工3名、造園1名と4名のエントリー。
大会二日目を迎えました。
私も緊張からか早めに目が覚めてしまいました。
ホテルの窓から日の出を拝むことが出来ました。
朝食をとって広島代表の大工さんたちと会場入りします。
政木棟梁、竹田棟梁、小山棟梁、がんばれーー!

2日目の競技前説明
朝礼のような感じで二日目の注意点、時間の確認など確認して競技が9時から再スタート
スタートの合図を待つ政木棟梁。(緊張してますね)
笛の合図とともに作業に取り掛かります。
時間の合間に私はほかの競技も見学。
手書きの看板製作。すごいです!
建具職人さんの競技ブース。
同じ木を使う競技ですがこちらはさらに細かい作業です。
広島代表の方が参加している造園の部門。
頑張っています。
私は夕方から契約があるのでお昼には会場を出ないといけなかったので写真はここまで。
新幹線でライブ配信を見守りながら広島に戻りました。
政木棟梁、小山大工は何とか完成。
竹田棟梁は時間内に組み上げが間に合わずタイムアップ。(無念)

完成写真を前に政木棟梁
残念ながらうちの政木棟梁、竹田棟梁は入賞叶わずでした。くやしーー!
が、ともに練習した小山大工が銅賞に入賞!おめでとうございます。
きっと竹田、政木の両名は悔しい気持ちもあるでしょう。
ですが技能大会の場に立つことでしか感じることのできない空気があるはずです。
そこに向けて努力した二人はよくやってくれたと思います!お疲れ様!
ちなみに造園部門の広島代表の方は銀賞に入賞。おめでとうございます!
広島県代表同士で話をしたときに造園の代表の方から「会社は呉市にあるんじゃが今度仕事に入るお施主様の家を建てた会社が確か橋本建設さんって聞いた。」とのこと。
場所を聞くと呉の私のお客様のお住まいでした!^^
ご縁がありますね。
きっと素晴らしいお庭になることでしょう!
第31回技能グランプリ広島県代表
2021年2月14日
二年ごとに開催されている技能グランプリの31回大会が2月20日(土)21日(日)名古屋で開催されます。
技能グランプリは30種の職業の1級技能検定に合格した職人さんたちが全国からその技術を競う大会です。
今回、建築大工の部門に広島からは3名。当社から竹田棟梁、政木棟梁が出場します。
竹田棟梁は先日まで福山の現場(UDIの前田圭介先生の設計)で移動距離m苦労していたのでなかなか練習の時間が取れない中頑張ってくれています。
ちなみに福山の現場はこんな感じです。
一般の住宅とは構造も異なるので竹田棟梁も工事担当の藤林課長もかなり苦労したようです。
さて、技能グランプリに話は戻りますが今回の課題、、、かなり難しい。
過去一番くらいの難易度かもしれません。
竹田、政木の両棟梁も時間内に完成できるかどうかの難しさ。
図面作成から木おこし、刻み、組み立てとすべてを時間内に完成させなければなりません。
電動工具で使用を許されているのはインパクトだけなので木材の切断も手鋸です。
とにかく時間の短縮が大変。
竹田棟梁は腰痛との戦いで当日は鎮痛剤を飲んで挑むそうです。
手入れされた大工さんの道具はかっこいいですね!
今回の技能グランプリはコロナ禍ということもあり無観客での開催です。(参加者1名につき1名の付き添いはOKなので私は応援に行ってきます!)
竹田棟梁、政木棟梁、入賞目指してがんばれ!!
熟練技能士が技能の日本一をかけて戦う技能グランプリ!
2020年12月28日
第31回技能グランプリが2021年2月19日から22日、愛知県にて開催されます!
全国から多くの種目の技能士が全国から集まり日本一をかけて技能を競います。
種目の中には建築大工、石工、屋根、家具、造園、日本料理やホテルサービス、婦人服制作など多岐にわたりますがぞれぞれの種目で日本一を目指して競技が行われます。
前回の第30回は二年前に開催されました。
01:28あたりで当社の竹田棟梁のアップが映っております。
前回は建築大工の参加者は50人以上で惜しくも入賞できませんでした。
今回、広島県の代表として当社から竹田棟梁、政木棟梁の2名が選出されなんとか入賞を目指して日夜努力してくれています。
仕事が終わってからや休日での練習など頭が下がります。
先日、土日で練習している様子を見学に行ってきました。
広島県代表の建築大工は3名!そのうち2名がうちの棟梁です!すごいですねー。^^
材料を刻む竹田棟梁。
そして政木棟梁です。
今回の課題はかなーーーーり難しいらしく彼らも苦戦は必至との事。
広島県の代表として、橋本建設の棟梁として、しっかり頑張ってほしいと思います!
がんばれ!竹田棟梁! がんばれ!政木棟梁!!
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珪藻土バスマット ニトリ、カインズが自主回収
2020年12月22日
近年はやりの珪藻土バスマット、皆さんの家にはありますか?
足の水分がスッと吸収されることで人気の商品ですが、12月22日(火)に大手家具販売店のニトリホールディングスが自社の販売した珪藻土バスマット、コースターに基準値以上のアスベストが含まれているということで自主回収を発表しました。
その数なんと240万個!
相当な数ですね。
主な商品は「カイテキサラサラバスマット」です。
実はニトリの発表前にはカインズの販売したバスマットも基準値を超えるアスベストが含まれているということで自主回収29万点の回収を発表していました。
ニトリ側は何故基準値以上のアスベストが含まれていたのか不明なので調査中との事ですがしっかりと調べてほしいところです。
このアスベストは石綿のことで、私が小学生のころには理科の実験でアルコールランプで熱するビーカーの下敷きにも使われたりしていました。
燃えない性質から鉄骨などの防火被覆として建築業界でも当たり前のように使われていましたし屋根材のカラーベストやコンクリート系の板状の建築資材にも強度補強のために使われていました。
しかし解体などの際にその粉塵が肺に刺さり肺がんなどの健康問題を起こすことが発覚し今では建物を解体する際にアスベストを含んだ建材がある時は資格を持った人でないと解体できないほどの悪者に指定されてしまいました。
もし珪藻土のバスマットがある方は
ニトリホールディングスお客様相談室(フリーダイヤル)0120-209-993まで相談してみてください。
上田宗箇入国400年記念文化講演会
2019年7月21日
浅野氏広島入城400年記念事業のひとつ「上田宗箇広島入国400年記念文化講演会」に参加してきました。
400年前に広島に入城した浅野長晟(ながあきら)に従って入国した上田宗箇のお話が聞けるとのことで楽しみにしておりました。
講師は歴史学者の熊倉功夫先生で「浅野幸長と古田織部 上田宗箇」と題した講演でした。
上田宗箇は広島の茶道「上田流」の始祖 というくらいしか知識はありませんでしたが(勉強不足ですみません)かなりの武人であったことを知りました。
お茶といえば千利休や古田織部が有名ですがその古田織部の高弟で戦国時代から江戸時代初期の激動の時代を生きた武将茶人で若干14歳で初陣を飾り、先頭を切って敵に突っ込む「一番槍」に生涯こだわった武将だったとのこと。
熊倉先生のお話は楽しくあっという間の講演でした。
広島に住んでいても知らないことだらけですね。
浅野家広島入城400年記念行事はたくさんありますがミュージカル「茶の夢~宗箇さぁと私~」も見に行きたくなりました。
お仕事で携わらせていただいている饒津(にぎつ)神社さま所蔵の能の衣装や面も「広島浅野家の至宝」と題して県立美術館にて9月10日~10月20日まで400年記念として開催される予定です。
ちなみに饒津神社の収蔵庫を現在新築工事させていただいております。2年前には手水舎の移動もさせていただきました。
詳しくはカテゴリー神舎仏閣関係、2017年7月の記事をお読みください
田中山神社の神楽殿、竣工~こけら落とし
2017年10月15日
安佐南区でも屈指の神楽殿になったと思われる神楽殿が竣工し、10月14日こけら落としの秋季祭前夜祭、奉納神楽が開催されました。
今回はその少し前の関係者だけで行われた神楽殿竣工披露宴の報告から、、、、
平成29年9月22日(金) 神楽殿竣工披露宴
披露宴には田中山神社神楽殿奉賛会、発起人の方々が40名以上いらっしゃいました。
また中国新聞の取材もありました。
当日、会場には工事の様子と流れがわかるように地鎮祭から完成までの写真を掲示しました。
上棟祭の時にとった集合写真にはちゃっかり息子も写っていました。^^;
完成した神楽殿の舞台に上がって皆さんで集合写真。
その後バスで移動し会場を広島メルパルクホールへ(けっこう豪華でびっくり、、、)
その席では完成を多くの方々と祝いました。
苦労話などを話してほしいと登壇させられたので
「予算以外での苦労話を、、、」とややうけの冗談から棟梁の苦労、板金やさんの苦労、現場担当の苦労をすこしさせていただきました。
その後
田中山神社の植木宮司より感謝状が尽力された方々に渡されました。
その数日後、寄付をお願いされていた客席の塗装、、、、
もう、予算をはじめいろいろと厳しくて社員、スタッフ(事務、設計、コーディネータ、営業、工事総出)で椅子と土台の塗装を行いました。
土台に関しては何とその数200枚!!!
組み立てるときにわかりやすいように色分けして塗装しました。
自社で建てた地域の神社に、神楽殿に愛着が沸くように「奉納塗装」と銘打ってのサービス塗装です。^^;
終わってみるとなかなか壮観ですね。
事務員まで総出で塗装したのですがなんせプロではないので斑があったらご容赦ください!^^
そして10月14日(土)
田中山神社の秋季祭の前夜祭と神楽殿の完成報告会が行われました。
天気予報は「雨」降水確率も70%でしたが田中山神社の神様の力なのか、ほぼ雨も降らずに無事開催されました。
16時に境内にいくとすでに先日塗装した客席が並べられていました。^^
完成報告会では神楽殿建設の工務店として表彰状と感謝状を頂きました。
ありがとうございます!!^^
その後役員さんたちによる神楽殿お披露目の鏡割り
夕方、再度下に降りてみるとになるとお客様もたくさん集まってきました。
上に上がるとすでに満席!!
客席はお客様で見えなくなっていますが去年までは地面にシートを引いて見られていた方々が座っているのをみて頑張って塗装した甲斐があったと思いました。^^
今年はお尻が冷えなくていい、、なんて声も!^^
去年は怖がっていた息子も最後まで神楽を見学しました。^^
最後の演目はやっぱり八岐大蛇(ヤマタノオロチ)今回は4匹の大蛇が舞います!
今回、専門の注文住宅ではない神楽殿の新築にあたり(神社仏閣の工事はめったにないことなので)担当者、棟梁、協力業者さんも苦労が多くあったと思います。
こうして近隣の方々がお祭りに参加し地元の工務店である我々、橋本建設が新築した神楽殿で神楽を楽しんでいる様子を見ると改めて工事して良かったなと感じます。
神楽殿の新築工事奉賛会の方々もたくさん苦労されたと思います。
本当ににお疲れ様でした。
そしてこの工事を橋本建設に任せていただきありがとうございました。
大げさな話でなくこれから何十年、、多分、100年以上この神楽殿は使われることでしょう。
そのころには私も、建てた棟梁も、職人さんもこの世にはいません。
建物も、それにかかわる人、職人、業者も世代を繋いでいかなくてはなりません。
こうした志を持った工務店は数少ないと思いますが少なくとも橋本建設は沢山家を建てることが目標ではなく、建てた建物に責任を持ち、広島市で、安佐南区でしっかりと世代を次に繋いでいきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします
広島の饒津神社(にぎつ神社)の手水舎移設工事
2017年7月18日
ここ最近、神社仏閣の工事が集中しています。
本業は住宅の新築とリフォームなのですが広島県内の中でも指折りの大工集団を抱える橋本建設と自負していますのでこうした神社仏閣などの修繕工事などのお仕事も依頼されることもあります。
当社は宮大工を抱えているわけではありませんので本格的なお寺や神社の新築工事は害虫の大工になるので難しいのですが近隣の住宅だけでなく木造の建物の「かかりつけ医」の役目は我々技術のある工務店になりますね。
大手住宅メーカーや中堅ビルダーさんはできない仕事でしょうね。
さて、今回の饒津(にぎつ)神社の手水舎の移設工事ですが2年後に開催される予定の式典に向けての整備事業の一つです。
本来の饒津神社は原爆で焼失しており今の建物は戦後に建築されたものです。
写真のように原爆で神社、手水舎すべて焼失しております。
戦後の手水舎は階段を上がった上の段に新設されていました。
手水鉢は亀裂が入ったまま今日まで置いてありました。
それを今回の整備事業の一環で本来もとあった場所に戻す計画となったようです。
この手水舎、重さはいくらだと思いますか?
今回、活躍したレッカー車は広島でも数台しかない70トンの超大型レッカーを使用しました。
持ち上げてみるとはぼ5トン!今回つり上げのために組んだ鉄骨の井桁や補強の木材が約500キロなので本体は約4.5トンでした。
しっかり補強をして鉄骨を固定しゆっくり、ゆっくり持ち上げます。
やっと持ち上がりました。
空に浮いた手水舎を見ているとなんだか不思議な感じですね。
塀を超えてもともとあった場所に向かっていきます。
天気も良く風もなくてよかったです!^^
さてここからも緊張が続きます。
戦後に造られたこの手水舎ともともと設置されていた手水舎のサイズ、レベルが違うのできっちりはまるかとうか、スケールで図って入る事がわかっていても実際に入るまでは緊張します。
片桐棟梁が手水舎のレベルを調整しています。
木材を切ると檜の香りがしてきます。(まだ木が生きていることを実感します)
無事一発で設置完了しました!
工事担当の藤林は工事前夜心配でなかなか眠れなかったようです。
しっかりと良い仕事をしてくれました!お疲れ様でした。
宮司様からも今回の空中移動して本来あった場所に手水舎が移動するのを見て感動しておられました。
我々も今回このような名誉な仕事に携われたことを感謝しております。
あ、本来は住宅の新築、リフォームが橋本建設のメインのお仕事ですのでよろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次回イベント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8月20日(日) 木工教室 木のティッシュボックスケースを作ろう! 詳細はHPにて!
是非お気軽に申し込みください!^^
梅サワーとイチゴサワーを作る!の巻
2017年6月4日
暑い夏が来る前に、、、
広島の工務店、橋本建設㈱の橋本です。
息子に自然素材で安心なジュースを作ってやろうと思い梅サワーといちごサワーを作ります。
梅やらっきょう漬けるシーズンですね。スーパーでもコーナーができています。
我が家では今まで気が向いたときに自家製の梅酒を作っていました。
今回は息子に安心、安全なジュースを作ってやろうと思い梅と苺でジュースを作ります。
まずは梅酒、じゃなくて梅サワー
用意するものは漬ける用の瓶(前から使っている5リットルのもの)を熱湯で消毒します。
熱湯消毒しないとカビが生えるからです。 漬ける前にはしっかり乾燥させてください。
あとスーパーで買ってきた青梅、氷砂糖、リンゴ酢です。(穀物酢でもOK)
原料はこの3つなので安心ですね。変な添加物は入りません。
青梅はきれいに洗って黒いヘタを竹串で取り除きます。(これしないと濁ります)
梅も煮沸する方もいるようですが面倒なのでそのままです。
一晩水につけてアク抜きします。(一度凍らせて作ると梅の繊維が破壊されるので漬かりが早いです)
分量は 青梅:氷砂糖:リンゴ酢 が 1:1:1 です。 わかりやすい!^^
それを青梅、氷砂糖を交互の層になるよう入れていき最後にお酒、、じゃなくてお酢(今回はリンゴ酢)を注ぎます。
涼しい場所に保管して(1日1回瓶のまま中身をグルグル回してなじませます)おきます。
青梅がエキスを出し切るとしわしわになって種と皮だけになった感じになったら青梅は取り出します。
これでジャムなども作れるようなので挑戦します。
多分3週間くらいで完成です。楽しみ!
苺の方は500グラムで作ってみました。
苺のパックが1つと半分(使わないのはそのまま食べちゃいました)
材料は梅が苺になっただけで分量も変わりません。
こちらは漬ける期間は1週間ほどです。
瓶も小さいので冷蔵庫で保存します。
ちなみに氷砂糖が500グラム余ったので家にあった安物のブランデーと買い足した梅で梅酒も密造(嫁に)しています。^^
西条のお寺の上棟式
2017年3月15日
3月のある晴れた日に西条のお寺の上棟式が開催されました。
この日は多くの総代さん、檀家さんも参加されにぎやかなものになりました。
このお寺は広島の建築家の宮森洋一郎先生の設計で施工を当社、橋本建設㈱が担当しております。
広島の著名な建築家の宮森先生にご指名いただいたことは大工技術にこだわる当社としては誇らしいことでありうれしいことです。
当社はこ大工技術が自慢の工務店ですが宮大工がいるわけではありません。
今回のお寺はシンプルで現代的なものでしたので請け負うことができました。
古いお寺の改修工事などはお任せください!
お寺(宗派はあえて言いませんが)ですので上棟の祝いもお経を唱えます。
地鎮祭もお経をあげるのが仏式です。(起工式という場合もあります)



当日はお越しになった方々や宮森先生からもいろいろとほめていただきとてもうれしかったです。
特に社員や、棟梁、大工をほめてもらえると社長冥利に尽きますね。^^


式の後は食事会場に移動し皆様と会食。
ご住職からのご挨拶からのご指名で橋本もひとこと。
皆様に末永く愛され使っていただけるお寺になるよう社員職人力を合わせ完成させます。とあいさつさせていただきました。
来月は地元の神社の田中山神社の神楽殿の上棟をいたします。
上棟式では餅まきもするそうなのでお楽しみに!