橋本社長ブログ「子々孫々」

消費税アップに焦らされないで冷静に検討しましょう!

2013年8月10日


ホントに上がるのか消費税。
上がるにしてもいつ?
現在発表されているスケジュールで行けば来年の4月から消費税は8%に。
注文住宅のような「請負契約」(一部マンションも含む)は25年9月末までに契約をすると消費税は5%のまま。
これを理由にメーカー営業マンなどは契約を焦らせる手法が横行しています。
確かに建物2000万円の場合、税込だと2100万でしたが8%になると2160万で60万金額が増える。
60万も損をする!とは思いますが政府は減税措置給付金制度を用意しています。
まず一つは
住宅ローン減税の拡大
現行では2000万の借入を上限に10年間借入残高の1%が毎年控除されます。
つまり借入額が10年後も2000万ある時には10年で200万の控除が受けられます。(長期優良は300万)
これが8%になると4000万(長期優良は5000万)を上限に10年間1%の控除になります。
控除額の最大金額は400万(長期は500万)になります。
つまり2000万以上借入する人にとっては(ほとんどの方がそうなりますが)増税後の方が控除額は大きい。
どれくらいかと言うと3000万の借入を考えている方の場合は通常の住宅で10年で100万多く控除されます。
あれ???3000万に消費税として3150万、アップ後3240万その差90万もうお分かりですね。
アップ後でも控除額で元がとれる
実際には所得税や住民税、ローンの金利による借入残高により控除限度は異なりますのでご注意ください。
現金で購入される方(こちらは少ない)
投資型減税の拡充
こちらは最大控除額が50万円だったのが65万円に、、、、現金の方は消費税アップ前がお得ですね。
さらに政府は「すまい給付金」と言う制度を始めます。(中古住宅でもつかえる)
これは収入や家族の人数により給付金が変わります。
大まかに分けると
収入が425万円以下の方は       給付金30万円
     425万円超~475万円以下の方は  20万円
     475万円超~510万円以下の方は  10万円
この給付金は現金の場合も適用されますが色々な制限がありますので詳しくは下記へ
すまい給付金ナビダイヤル 0570-064-186(有料)
給付金準備事務局 http://sumai-kyufu.jp    にお問い合わせください
ふむふむ、まとめると住宅ローンを使う場合は消費税アップ後の方が得のような気がしますね。
しかしこの金額差はあくまで表面上の金額です。
住宅ローンを借りる方は30年、35年とお支払いが続きます。
この場合「金利」が一番大切です。
消費税アップ後に金利が下がれば最高ですがどうやら上がる気配もしています。
実際は金利を下げないと借りる人がいなくなる(借りれる人がいなくなる)ので下がってくれるのを願いますが、、、
本当の建物の値段、それは契約した時の金額だはなくてローンが終わった時の総支払額の金額です!
ですので目の前にある目先の金額に惑わされず、じっくり検討されることをお勧めします。
今回は堅い話でしたね。
橋本建設のお盆休みは8月11日(日)~15日(木)です。宜しくお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次回イベント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8月18日(日)沼田町伴の広島県地域ブランド化の長期優良住宅 完成見学会(予約制)
8月24日(土)ちびっこ木工教室&流しそうめん大会 (申込制)
お問い合わせお待ちしております!^^

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代表取締役社長  橋本英俊

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