今月のメッセージ

長らくこのメッセージをお休みし、ご心配をお掛け致しました。

2018年10月15日


広島で注文住宅の新築・増改築専門に事業歴147年目を迎えた橋本建設㈱取締役会長の河井です。いつも応援していただきましてありがとうございます。

 
長らくこのメッセージをお休みし、ご心配をお掛け致しました。

業界重鎮のお別れ会やその前後の処理、又、バタバタと業務をこなし気が付けば半年経過しておりました。
高齢になると月日の経つのが早く超スピードで通過してしまいます。
この半年の間アメリカと北朝鮮が仲良く非核化を話し合っています。
過去70年間は何だったのでしょうか?
何はともあれ核戦争の脅威は少し薄れた様に思います。
これから日本は拉致問題を進展させて極東アジアの平和と発展に中心的な役割を担えたら嬉しいですね。
一方で中国の軍事拡大が懸念材料ですが、ロシアと併せて仲良くしていかないと日本は高齢化、少子化に突入し、国力も経済力も縮小し続けますので埋没しかねません。
安倍総理大臣の節度ある舵取りに期待しましょう。

7月5日、6日の西日本豪雨災害では広島県も甚大な被害を受けました。

特に呉市、三原市、東広島市などが大打撃を受け未だに行方不明者の搜索が続いております。

私共工務店は広島県下で住宅生産に携わっている事業者として、この緊急災害時に出来ることは何でも貢献しようと模索しておりましたが、今回三原市の応急仮設住宅建設に際して、県知事の要請を受け、全国木造建設事業協会の会員として地元木材を使用して地元工務店による木造応急仮設住宅の建設を行いました。

橋本建設が中心になり広島県工務店協会のメンバー4社と広島県労の組合員職人大工職延700人余りの力を結集して6坪、9坪、12坪を組み合わせた高性能な木造平屋の住宅8棟を三原市本郷のあやめが丘住宅団地内に1ヶ月間で完成させ8月31日に無事引渡しが完了しました。

なお呉市などではプレハブ型の応急仮設住宅200戸余りが建設されました。

応急仮設住宅とは災害救助法に基づいて災害で住まいをなくした方々に緊急対応として無償で2年間住まいを提供する為の住宅の事で、2年経過しますと解体処理する事になっていますが、阪神淡路大震災でも東日本大震災でも応急仮設住宅は5年~10年経過しておりまして福島県では7年経過した今年から解体が始まっていると報じられていますので、今回も想定通り2年間後の解体撤去は難しいかも知れません。

今回三原地区では沼田川の氾濫により水没した住戸が多かった為、家自体は残っていますのでこれから修理回収で再び自宅での生活が可能な被災者が多かったのは幸いでした。

私共工務店は、住居がどのような災害に見舞われても、健康で幸せな暮らしと住まいを守るための家造りの担い手として、地域社会に貢献していく決意でおります。

皆様の暖かいご支援とご鞭撻をお願いいたします。 

さて我らがカープは今年も圧倒的な強さでリーグ3連勝を達成しましたが、投手力に弱点があり、短期戦に弱点があります、3位だったジャイアンツが強力打線を誇るヤクルトを退けてクライマックスシリーズに名乗りを上げて来ました、元々力があるジャイアンツですから、面白い戦いになると思います。

昨年の2の舞だけは避けて欲しいと思っていますがどうなるか楽しみですね。

日本一になる夢を実現するため是非ともカープがセ・リーグの覇者として日本シリーズに名乗りを上げて欲しいものです。激しい戦いと感動を期待しております。 

ひろしまカープと同様に橋本建設へのご支援ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

橋本建設が加盟する広島県工務店協会はJBN(全国工務店協会)に所属しています。

2018年10月5日


広島で注文住宅の新築・増改築専門に事業歴147年目を迎えた橋本建設㈱取締役会長の河井です。いつも応援していただきましてありがとうございます。

橋本建設が加盟する広島県工務店協会はJBN(全国工務店協会)に所属しています。

JBNは全国建設労働組合総連合(全建総連)とともに全国木造建設事業協会(全木協)を構成しております。

この度の西日本豪雨災害で広島県は応急仮設住宅の建設に踏み切りました。

呉市、安浦、熊野はプレハブ型の応急仮設住宅になりましたが、三原市には木造の応急仮設住宅を選択して頂きました。

全木協広島県協会は7月30日に広島県の要請を受け、橋本建設を主幹事工務店として全木協所属各社の協力を得て8月2日に着工し、木造の応急仮設住宅31戸を8月31日に完成させ無事広島県に引き渡しました。

三原市では本郷地区が沼田川の氾濫で水没した被害から、応急仮設住宅は安全な高台の住宅団地内に建設する事になりました。

団地という環境にも配慮された選択なのかも知れませんが、木造の応急仮設住宅の性能を見て頂く絶好の機会を与えていただき、感謝、感謝です。

何分にも現場建設型の応急仮設住宅ですから一番の心配はやはり天候に左右され工期が延びることでした。

幸いにも雨や台風に邪魔されることはありませんでしたが、異常な快晴が続き、作業効率が若干落ちたことは仕方ありません。

熱中症対策には最大限気を配り、テント6張には簾を付け、大型扇風機6台、ミスト発生送風機1台、氷や飲料水を常備。無事故で工期内に完成させることができました。

地元の大工さん、職人さんをはじめ、県内各地及び山口建労からの応援もあり、多い時には50人を超える職人さんが炎天下で作業するさまは、さながら戦場を思わせる程のスゴさでした。

完成した仮設住宅の木造の外観は優しく人に安らぎを与えます。

ここに住まわれる方々の癒しになれば幸いです。

取締役会長  河井英勝

取締役会長 河井英勝

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