今月のメッセージ

今年も8月6日がやってきました。

2019年8月6日


令和1年8月5日
広島で注文住宅の新築・増改築専門に事業歴148年目を迎えた橋本建設(株)取締役会長の河井です。いつも応援して頂きましてありがとうございます。

今年も8月6日がやってきました。74年前の真夏の朝、私達の故郷・広島市のど真ん中に原子爆弾が投下され、我が日本国は決定的な敗戦を迎えました。
余りにも惨たらしい生き地獄の廃墟の中から私たちは生きる為、未来に向かって歩き、突き進んで今日までやって来ました。
1945年、戦勝国の押し付けと揶揄されながら「私達日本人は二度と戦争は起こさない、起こさせない」と誓った、当時は世界に例を見ない平和主義の手本になる理想的な平和憲法を制定しました。
今、憲法改正が話題になっています。かの隣国が他国に向けて攻撃するための核兵器と、それを発射するミサイル開発を国是として繰り返す状況に直面しています。又その国に無防備に歩み寄り、根強い反日感情と反日思想を持った大統領を仰ぐ同盟隣国との関係に直面する中、日本国民の安全と平和を維持するために、日本の平和憲法がこのままで良いのか問われています。
当時憲法制定に関わったアメリカでさえ、現職大統領が現状の矛盾に対する不満を漏らすなど、世界が協調しなければ世界平和が維持できない現代社会において、日本国憲法は問題点が浮き彫りになりつつあります。そろそろ国を挙げて憲法論議を行う時期が来ているように思います。こんな時勢だからこそ、隣国との関係は早急に改善して欲しいものです。とは申しましても、過去と正義論にのみ執着し、現実を直視しない幼稚な主張で国民を率いるかの国の大統領相手では早期解決は困難かもしれませんが、破局だけは免れるようじっと耐える大人の対応で臨みたいものです。雨降って地固まってもらいたいと思いますが、今まで譲りすぎた結果この事態になったとも言えますので、お互いに後戻りが出来なくならないよう、落とし所を探って欲しいものです。
国や時代は違いますが、日本と中国の国交回復のキーマンであった“毛沢東氏と周恩来氏”、その後の中国復興の指導者“鄧小平氏”等の強力なリーダーがかの国に居ないのが残念です。

話題を変えますと西日本豪雨災害から一年が経過しました。今年は梅雨の終わりに九州地方が豪雨災害に見舞われました。特に鹿児島県、熊本県が大きな被害に遭いました。今も災害復旧に向け官民挙げて取り組んでおられます。役立つ事があれば何でもするつもりでおります。
一年前の西日本は局地的に大災害が発生し、ピンポイントで爆弾のような大豪雨に襲われましたので、その後の炎天下での復旧作業も困難を極めました。
着工から完成までわずか1ヶ月で完成させた昨年の木造応急仮設住宅を振り返りながら「準備もなしにわずか1ヶ月で木造住宅を建てるなど、人間やる気になれば相当な事が出来るものだ」と、今更ながら噛み締めております。
改めて協力いただいた方々に手を合わせております。「やるんじゃけえ広島」の合言葉が懐かしく思えます。

さて、我らがカープはジェットコースターに乗っているように連敗、連勝を繰り返しながら戦力がようやく整い、リーグ優勝が狙える位置に辿り着きました。今年のセリーグはどこのチームも連勝、連敗を繰り返していますので、これからの1ヶ月が本当の勝負になると思います。
がんばれカープ、橋本建設も応援しています。
カープ同様、橋本建設にも暖かい応援をよろしくお願いいたします。
ではまた。

取締役会長  河井英勝

取締役会長 河井英勝

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