今月のメッセージ

4月に入って桜も散り山々の新緑が燃えるような季節になりました。

2018年4月20日


広島で注文住宅の新築・増改築専門に事業歴147年目を迎えた橋本建設㈱取締役会長の河井です。いつも応援していただきましてありがとうございます。

 
4月に入って桜も散り山々の新緑が燃えるような季節になりました。

早いもので、巷ではゴールデンウイークの話題が囁やかれておりますが、今年は桜を楽しむ期間が非常に短く感じました。皆様はいかがでしたでしょうか?

国際社会では平昌オリンピック以後北朝鮮の積極外交がやたらと注目され、我が日本の拉致問題も解決に向かうのではないかと期待が高まっております。

国内問題で立ち往生している安倍総理大臣は、先日の訪米でアメリカ外交を成功させ支持率の回復を狙っていました。

しかし通商問題などでは見るべき成果が上がらなかったとマスコミや外国報道が報じています。

東アジアの非核化に向けて事態が動くことは喜ばしい事ですが、良くも悪くも、日本は北朝鮮にとって金づると見られていますので、慎重な対応が求められます。

このような中で国内事情は厳しさを増す一方です。

財務省の2トップが交代し麻生財務大臣及び安倍総理大臣への責任追及は厳しさを増すでしょう。

しかし、スキャンダルの本元は安倍氏本人とその周辺ですから、支える自民党が及び腰では、国民の期待とは程遠い政治運営になっても仕方ありません。

一方建築業界の事ですが、先月私共工務店の全国組織であるJBN(全国工務店協会)の青木宏之会長が亡くなりました。73歳でした。

10年前に全国中小建築業工事業団体連合会(全建連)会長の在職中に工務店に特化したサポート組織の必要性を掲げて新たにJBNを立ち上げた創始者でした。

昨今の日本における住宅の建築事情は激動の70年でした。

第二次世界大戦で敗戦国になった事で、住宅市場が大きく変化し大規模工場生産型のハウスメーカーが中心になり、各地域の住宅生産者であった大工・工務店はその下請けとして組み込まれました。

この事が大工・工務店の消滅危惧要因となっております。

国や国土交通省は地球温暖化対策や自然資源の活用、CO2の削減対策などから木材資源の活用とそれらの施工の担い手である大工・工務店の育成と活性化を目指して取り組んでくれています。

しかし何分にも工務店は小規模です。

「誰かが音頭を取って全国の工務店がまとまらなければ、大工・工務店は消滅する」と、志を持って突き進んで来られた青木会長はカリスマ創設者であり、その存在は余りにも大きいものでした。

青木会長のご冥福をお祈りすると共に、2代目会長を引き受けた大野建設(埼玉県)大野年司氏の手腕に期待しているところです。

彼とその仲間(不肖河井も仲間として参加しました)で立ち上げたJBNには建築学会の第一人者であった芝浦工大の藤沢名誉教授の指導の元で工務店サポートセンター併設し「工務店による工務店の為の組織」を旗印に「工務店憲章」などを作成し、全国組織として現在に至っております。

私共工務店は、どのような逆風に見舞われても、健康で幸せな暮らしと住まいを実現するための家造りの担い手として、地域社会で生き残り活動していく決意でおります。
皆様の暖かいご支援とご鞭撻をお願いいたします。 

さて我らがカープは昨年ほどの強さを感じさせない中で、リーグ首位を走っておりますね。

19日もヤクルト相手に0-4から延長12回さよなら勝ちでした。

このような勝ちが選手には実力が備わってくるような気がします。

DeNAも侮れなくなってきましたが、日本一になる夢を実現するため是非ともリーグ3連覇を果たしていただきたいと期待しながら見守っております。

今後共、橋本建設へのご支援ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

取締役会長  河井英勝

取締役会長 河井英勝

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