伝統と現代が融合した構造・技術
100年住み継ぐ構造美 伝統と進化が融合した、 「直せる」から、強い。
そんな「永永棟」の家を実現する秘密は、家守としての責任を胸に、良質な構造と美しい素材でつくることにあります。
- ライフスタイルの変化に対応できる柔軟性
- 住み手を選ばない普遍性
- 年月とともに価値を増す住まい
古来から伝わる木造軸組工法
私たちが目指すのは、誰にとっても扱いやすく直しやすい「素直な家」です。基本とする「木造軸組工法」は、柱と梁で組む日本の伝統的な工法。可変性に富み、部分的な修繕や間取り変更、メンテナンスがしやすいのが特徴です。「暮らしの変化に家が合わせる」という私たちの思想を形にします。
伝統と
現代の融合
機械の精度と、職人の繊細さ
大切にしているのは、受け継がれてきた伝統技術と、進化する最新技術の「共存」です。私たちは、150年続く伝統技術をベースにしながら、現代のテクノロジーも積極的に取り入れ、時代に合わせてアップデートし続けています。
伝統工法 × 耐震金物
想定外の揺れにも耐えうる"長期優良住宅"基準の強さを確保
伝統工法は本来、金物を使わないものですが、私たちは耐震性能と都市部の環境を考慮し、伝統的な木組みのしなやかさに最新の「耐震金物」を組み合わせる道を選びました。
手刻み × プレカット
技術のハイブリッド
「共存」の視点は、加工の現場でも活かされています。壁の中に隠れる構造躯体には、工場でミリ単位の加工を行う「プレカット」を採用し、品質の安定とコストの抑制を。一方で、軒や梁などの「魅せる場所」には大工の「手刻み」を採用し、機械では出せない、職人の手作業ならではの繊細な温もりと品格を宿します。
動く木を制する
知識と技術
木の癖を知り尽くした
私たちだからできること
木は、生きている素材です。乾燥や湿気によって呼吸し、一本一本異なる「反り」や「収縮(痩せ)」という性質を持っています。創業以来150年にわたり木と向き合い続けてきた私たちは、この扱いの難しい「木の癖」を熟知しているからこそ、確かな根拠を持って対策を行っています。
木は、痩せると一般的なボルトでは締結部分に緩みが生じてしまうことがあります。そこで私たちは、強力なバネの力で木を締め続ける金物「タイトニック」を採用。人の手が届かない壁の中だからこそ、木の動きに追従する金物を選び、緩みを物理的に防ぎます。
また、機械では読み取れない木材ごとの微妙な「反りの向き」や「硬さ」は、国家資格である「建築大工1級技能士」を持つ棟梁たちが見極めます。その木が将来どう動くかを予測して適材適所に配置することで、建てた後の構造の歪みを未然に防ぎます。金物による技術と、職人の確かな目利き。その両輪で、動く木を制御する。これこそが、木を知り尽くした私たちならではの「構造の判断」です。
大工なくして
橋本建設なし
規矩術
古来より脈々と受け継がれてきた大工の技術の中でも、特に大切にしているのが「規矩術(きくじゅつ)」です。これは、曲尺(かねじゃく)を使って建築部材の形を正確に割り出し、部材同士を精密に組み合わせる伝統的な方法です。現代の家づくりでは習得していなくても建てることは可能ですが、この技術を習得していれば、まれに不具合が生じた場合でも迅速かつコストを抑えて対応できます。また、状況に応じた細やかな調整も可能になり、理想の家づくりを実現できるのです。
新徒弟制度
かつて日本には、優秀な職人を育てる「徒弟制度」という仕組みがありました。しかし戦後、一般大工の世界では徒弟制度がほとんど見られなくなり、技術継承が途絶える危機に瀕した時期もありました。そこで私たちは、立派な大工を育成するための「新徒弟制度」をスタートしました。従来の徒弟制度は、兄弟子の技術を目で盗み、長い年月をかけて一人前になった後、独立する仕組みでした。一方「新徒弟制度」では、人格・技術・統率力など全ての面で資質を認めた者だけが棟梁となり、その棟梁が心血を注いで若手を育てる新しい技術職育成プログラムです。大工を志す若者に門戸を広げ、成長を支え、独立への道を示す取り組みでもあります。
資格奨励制度
実は大工の仕事には特別な資格は必要なく、経験や腕前が未熟でも大工を名乗ることはできます。しかし、知識や技術の向上はもちろん、現場を預ける大工の技術を客観的に示すものとして、棟梁には国家資格である「1級建築大工技能士」の取得を奨励しています。その結果、大工技能の全国大会で何人も上位入賞者を輩出することにつながっています。大工以外の営業部や設計部、工事部の社員にも、家づくりやお客様の暮らしに役立つ資格取得を奨励しており、社を挙げてスキルアップと意識向上に取り組んでいます。スタッフ一人ひとりの資格と技術は、私たちにとって大切な財産です。




