「熨す」とは?

2月に上棟した「大屋根の家」は

1か月が経ちました。

まず、屋根から仕上げていきます。

 

上棟時に構造用合板張りまで終わっています。

 

その上に防水のルーフィングを張り、

 

瓦を引っ掛ける桟木を付けて、

仕上げの瓦を施工していきます。

 

瓦は三州瓦の和瓦(銀鱗色)です。

雪止めが1段あります。

 

瓦は1枚1枚ビスで留めていきます。

 

棟部分には漆喰(防水材や不凍液が入った

強度が高いもの)を塗って防水します。

 

熨斗(のし)瓦を積みまして、

 

てっぺんに冠(かんむり)瓦を載せて完成です。

 

ここで出てきた熨斗瓦。

なぜ「熨斗」という言葉が付くのか?

そもそも熨斗とは、

お祝儀袋の右上に付いている飾りのことです。

 

本来は鮑を干して引き伸ばした

「のしあわび」が由来で、

のした(伸ばした)鮑だそうです。

 

「熨」という字は

おさえる、のす(伸ばす)という意味があり、

昔のアイロンは火熨斗と書きます。

「土を薄く平らに伸す」動作のため、

「熨斗瓦」になったとのことです。

 

建築用語は不思議がいっぱいです。

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