色々と物騒な建築業界
- 2026安佐南区S様邸
安佐南区S様邸です。
S様邸の床は
水廻り以外は檜の無垢材です。

玄関、LDKは節の少ない「上小節」の檜です。
上小節とは、
小さな節がある材料のことで、
節が全くない訳ではありません。
節あり―上小節-無節になります。
でも・・・きれいですよね。

玄関框は斜めになっています。

斜めにするのは
・真っ直ぐよりも斜めの方が辺が長くなる
→辺が長くなると靴がたくさん並べられたり、
ご家族が並んで座ったりできます)
・部屋への入口がある
・ベンチがある
・土間もホールも広く使いたい等々
色々と理由があります。

框は「なぐり加工」が施された檜です。
なぐり加工とは、
木の表面に刃物で凹凸の削り跡を残す
伝統的な表面加工方法です。
「ちょうな」という鍬(くわ)のような刃物で
木の表面を削って加工しますが、
現代では機械で加工することができます。

なぐり加工と聞いて
「殴り・・・?」と思った、そこのあなた。
調べたところ、大きく分けて2つの説だそうです。
①殴るような動作から「殴り」と呼ばれた
②栗の木によく加工されていたことから、
「名栗」となった
殴りだとか
はめ殺しだとか
建築の言葉は色々と物騒です。
現在はベンチが付いています。

面皮付きのベンチです。

長くなってきたのでまた次回(^^)/